BRAND
HISTORY

25年前、ひとりの少年の憧れから始まった「FUEGO(フエゴ)」。
雑誌で見た獣神サンダー・ライガーのプロレスマスクをきっかけに、見よう見まねで作り始めた。
相棒は、新聞配達のアルバイトをして購入した工業用ミシンだった。

「絶対に、作りたい」。
「絶対、使ってほしい」。

その想いを胸に日本人レスラーに売り込むも、14歳の気持ちは通じなかった。
そこで彼は15歳の春、単身でルチャ・リブレの聖地・メキシコへと渡る。
多くの経験と実績を重ね、メキシカンレスラーの信頼と愛用を得た日々。
その流れは日本人レスラーへも広がりを見せ、
現在ではキックボクシングやボクシングの世界へも拡大を続ける。
従来は無骨で飾りけのなかった業界にも、「FUEGO」ならではのエッセンス。

「FUEGO」のモットーは、高いエンターテイメント性と機能性の両立。
これまで培ったノウハウ、経験を生かした演出面でのプロデュース力。
そして何より大切にしているのが、
勝負の世界でも必要とされる「Never Surrender(決して諦めない)」精神だ。

選手それぞれの個性を重視したストーリーやコンセプトのある衣装づくり。
丁寧なヒアリングをもとに、依頼主に寄り添うことで作り上げていく。

あの日、田舎の自室のひと部屋から始まった少年の野望。
創業25周年を機に、そのフィールドはスポーツ用品全般へ。
わくわくするような気持ちを振りまきながら、
あらゆるアスリートに愛用されるブランドとなることだろう。

1997
創業者である淡野智彦14歳のとき、雑誌で見た獣神サンダー・ライガーのプロレスマスクに憧れて独学で製作をスタート。当時は実家の一室にて、新聞配達のアルバイト代を貯めて購入した工業用ミシンを使っていた。ブランドネーム「FUEGO(フエゴ)」はスペイン語で「炎」を意味し、名字の「淡」とメキシコのマスクレスラーの名前に由来。
実家事務所時代実家事務所時代
1997
1998
日本国内のプロレスラーに飛び込みで営業をかけるものの、ことごとく門前払いをくらう。そこで15歳の春に単身「ルチャ・リブレ」の聖地・メキシコへ渡航。メキシカンレスラーに自ブランドの売り込みをするようになる。
1998
1999
メキシコ国内で徐々に愛用者が増え、実績を積むに従ってマスク以外のコスチュームにも製作の場を拡大。ルチャ・リブレの選手たちから信頼されるにつれて依頼が増え、多くのメキシカンレスラーの担当を務め始める。
2000
著名なルチャ・リブレの団体「AAA(トリプレア)」が日本に上陸した際、所属するレスラーたちのコスチュームを数多く担当。その影響とメキシコで積んできた実績が話題を集め、対戦した日本人レスラーの間でも急速に知名度を上げることとなる。
1999
2004
受注量が増えすぎたことから、奈良県にあるハイツの一室に機材をそろえ工房を移転。この頃には選手ごとのキャラクターづけを意識し、オリジナル性の高い独自のスタイルを確立。よりエンターテイメント色を強め、かつバトルのための機能性を両立した製作を進める。
奈良ハイツ時代 奈良ハイツ時代
2004 2004 2004
2007
ブランド創業10周年を迎えると同時に、さらなる発展を視野に入れて流通に便利な東大阪へ移る。この時期にはプロレス団体「DRAGON GATE」からも依頼され、大半の選手コスチュームを手がけ出す。また演出面での相談も担うようになり、それぞれのコンセプトをふまえながら二人三脚で作り上げていくスタイルを築く。
2008
有名キックボクサーの依頼をきっかけに、少しずつ案件が増え始める。本格的に「キックボクシング事業部」を設立し、業界研究を重ねてスタイリッシュで動きやすいデザインのパンツを生み出す。キックボクシング本来の無骨な世界に、得意としてきたプロレス由来のエンターテイメント性をプラス。そのことが話題を博し、西日本を中心としたキックボクサーに愛用されるように。
東大阪へ移転東大阪へ移転
2007 2007
2017
創業20周年を機に「株式会社プレアリオエンターテイメント」として法人化、また格闘技コスチュームブランド「FUEGO」となる。より多くの受注をこなし、スピード感をもってニーズに応えられる体制づくりを果たす。
2018
西日本のみならず、全国の格闘家たちへも口コミで評判が広まる。依頼数の増加、遠方からの直接来社希望などを受け、アクセスのよさを重視して大阪市中央区へと会社を移転。月間で100件、年間にすると1,000件強もの作品を製作。
大阪市中央区へ移転 大阪市中央区へ移転
2017
2022
ボクシングマンガ『はじめの一歩』とのコラボレーションで、自社オリジナルのボクシングシューズをリリース。これを皮切りにオーダーボクシングシューズのサービス提供を開始。大手メーカー中心だった業界に、持ち前のエンターテイメント性を武器に参入する。
2023
創業より25周年を迎える。格闘技の枠組みをはずれ、スポーツ用品全般の製作に向けた挑戦をスタート。シンプルなものが多いスポーツ用品にも『FUEGO』らしさを与え、思わずわくわくするようなものづくりを行う。スポーツショップの棚に並べられる作品を目指し、ますますの発展を続ける。
2022 2022 2022 2022